徒然日記事始

お花の波動を水に転写したものがあると知ったのは20年前。
あの頃お店で買えるのは、イギリスから入ってきたバッチフラワーレメディくらいしかなかった。
バッチフラワーレメディについての翻訳本も少なくて、2冊くらいしか記憶にない。
メンタルに働きかける?お花のエッセンス?水にエネルギーを転写?
作ったのは元医者?どういうこと???
そこそこの地位にあった医者が、すべてをなげうってお花のエッセンスを体を張って「発見」し、38種を作り出したという。

いささかマユツバもののような気がしなくもないが、当時ストーカー被害に遭った後、1年足らずの間に一難去ってまた一難という状況を何度か繰り返した末、心身ともに衰弱して会社を辞めた私には、フツーの状態であればうさんくさいと一蹴するお花のエッセンスにドはまりし、ほぼ38種類を自己流で使い倒した過去がある。

で、肝心の効果はいかほどだったかというと、これがあまり記憶にない。
依存症か?いや、疑問符はいらんだろ、というくらいの勢いで飲んではみたものの、振り返ってみると、バッチフラワーレメディは私のメンタルに大きな変化をもらたしたとはいえなかった。

バッチフラワーレメデイとほぼ同時期に日本に紹介されたのがアロマテラピーホメオパシー。あと、マウントフジという日本で生まれたフラワーエッセンスもこの頃名前をちらほら見かけるようになった記憶がある。
今でこそアロマテラピーはメディカルアロマとしての側面が認知されるようになったが、この頃は薬事法医師法の関係で、身体への効果をうたうことはできず、あくまで香りを楽しむ雑貨だった。

スマホが普及した今なら、ネットで多くのメーカーのエッセンスを買うことは容易いが、当時はインターネットが普及してまだ数年しかたっておらず、ネット通販どころかフラワーエッセンスの情報を得ることすらままならなかった。
今では、野の花から作られたバッチフラワーレメデイだけでなく、木や野草、蘭のみならず、キノコやジェム(宝石)、金など種類もメーカーも盛りだくさんだし、それぞれの働きも多種多様になっている。
それだけ日々のストレスを抱えていて、何とかそれを解決したいと願っている人が多いということなんだろう。かくいう私もその一人。

以前から名前は知っていたけれど、なかなか手を出す気にならなかったメーカーがある。
その名をリビングトゥリーオーキッドエッセンス。面倒くさいので、以下、LTOEとする。
このメーカーのエッセンスで、最初に飲んだのはディフェンド・プロテクト&ピュリファイだった。
偶然だろうけど、これを飲んだら、それまで2年以上続いてた不正出血がピタリと止まった。

不正出血がはじまったのは、ある異性に偶然肌を見られてしまってから。
この人とは何の悪因縁があるのか、それ以前にも、うっかり胸がチラ見えした後、乳汁分泌が始まり、数か月後に乳がん発覚。その後全摘。今これを書きながら、「おっぱい見られた頃にLTOE知ってたら、おっぱいなくさずに済んだんだろか」と思ってしまった。

ディフェンド・プロテクト&ピュリファイを飲む、ちょうど1年前、この異性との縁が切れる直前に結構ハデな不正出血があった。
ハデというのは出血の量ではなく、質である。いや、量もか。
ちょうどちっちゃめのグミみたいな、でも明らかに血の塊のようなシロモノが出てきた。ところがこいつが指で押しつぶそうとしてもぐにぐくに弾力があって潰れない。マジ?こんなことある?と思った。
ググッてみるとそういうことはあるらしく、若い女の子でも起きる時は起きるらしい。でも私には人生初。正直ビビッた。
そしてその1年後。今度は白い塊が出てきた。大きさもほぼ同じで、やはりグミみたいに弾力があって指で押しつぶそうとしても潰れない。その頃には前述の異性とは縁は切れていたものの、奴からと思しきイタ電はちまちま続いていたのでディフェンド・プロテクト&ピュリファイの出番となった。
ちなみにディフェンド・プロテクト&ピュリファイは「第1チャクラに入る憑依体から守る」はたらきがあるという。「第1チャクラ」は「座る、もしくは立った状態でお尻の穴と性器の間から地球の中心に向かってまっすぐ伸びている」ものらしい。それで「もしや?」と思いこれをチョイスしたら見事不正出血がとまったというわけだ。おめでとう。パチパチパチ。
今は一周回ってまた乳がんが再発し放射線治療を経てホルモン療法再開。関節の痛みはアロマでどうにかできたものの、服薬の副作用で心臓がやられてダウン。半月休薬した後、今度は別の薬に変えて治療を再開。しかしこいつもそこそこ副作用があるのでどうしたものやら。
がんの再発を防ぐためにエストロゲンを抑えて閉経状態にするため、多種多様な症状が副作用として出てしまう。それを少しでも抑えるには質のいい睡眠をとるのが必須なのだが、悲しいかな、更年期の症状の一つに「不眠」というものがある。
だがしかし。今の私にはフラワーエッセンスという強い(と思いたい)味方がいる。フラワーエッセンスとともに、少しでも副作用を軽くして治療の副作用を乗り切ってやろうではないか。

ホルモン療法の副作用の一つに「太る」というものがある。しかもこいつが避けて通れないときた。
再発前は効いていたドテラのスマート&サシーがまったく歯が立たない。

くそう、どうしたものか、と思った頃に見つけたのがエルビオリス。スヴェルトリスにしようかな、ちと高いな、どうしようか、と迷っている時、メルカリでコリアンダーを見つけたのでポチッと購入。デトックスにいいらしい。
飲み始めて10日ほど経った頃、やたら痒い。それも二の腕とかお尻とか肌の弱い部分だけ。いつもなら痒くてかいても跡が残らないのに、今回はブツブツ発疹ができていっこうに治らない。
これはヤバい、免疫落ちてるのかな?皮膚科にいくか?と思っていた矢先、エルビオリスのメルマガで、デトックス系のジェム(新芽)エッセンスを飲んでいると好転反応でブツブツが出ることがあると知った。
ふと思い立ち、デトックス用にセルフマッサージで使っていたドテラのゼンドクラインを飲んでみたら、2~3日のうちに発疹がおさまりほぼ目立たなくなった。おまけに二の腕が薄皮一枚スリムになった。

(※本来精油は飲用するものではありません。飲用も精油を直接飲むのではなく、マグカップ1杯の水に1滴入れて飲んでいます。これを読んで「真似してみよう」と思った方、間違っても精油を直接口に滴下するのだけはおやめください。口の粘膜がただれてえらいことになります。)

エルビオリスのコリアンダーとドテラのゼンドクラインはどちらも残りあと半分。
全部飲み切った後、どんな変化があるかは、またのちほど~\(- -